以前から妻が「一度は食べてみたい」と話していた、兵庫県三田市の住宅街にある名店「パティスリー エス コヤマ」へ足を運びました。
実は、私は行列に並ぶのがあまり得意ではありません。しかし、看板商品である「小山ロール」の評判はかねてより耳にしており、一体どのような場所なのだろうと期待と少しの覚悟を持って出発しました。
まるでスイーツのテーマパークのような敷地
現地に到着したのは、平日の午前10時20分頃。幸いにも駐車場にはスムーズに入ることができ、まずは一安心です。休日は開店前から非常に混雑すると聞いていたので、平日の午前中を選んだのは正解だったようです。

敷地に足を踏み入れると、そこは単なるケーキ屋さんの枠を超えた、一つの「村」のような空間が広がっていました。木々に囲まれた敷地内には趣の異なる建物がいくつも並んでおり、それぞれが専門店になっています。


バウムクーヘンの工房やジャム・マカロンの専門店、そして不思議な外観のチョコレート専門店など、散策しているだけでも心が浮き立つような演出が施されています。特に、子どもしか入ることができない「未来製作所」という遊び心あふれる仕掛けには、訪れる人々への温かなメッセージを感じました。
カフェ「hanare」で味わう、至福のひととき
今回は、敷地内にあるカフェ「hanare(ハナレ)」でゆっくりと過ごすことにしました。待ち時間の間に併設のベーカリーで焼きたてのパンを購入したりしているうちに席へ案内され、涼しく落ち着いた店内で移動の疲れも癒えていきます。
今回注文したのは、もちろん「小山ロール」のセットです。

運ばれたロールケーキは、まずその生地の質感に驚かされました。卵の風味が豊かなカステラ生地は、驚くほどしっとりと、かつ程よい弾力があります。中の生クリームは決して主張しすぎず、生地の美味しさを引き立てる絶妙なバランス。中に入っている栗の優しい甘さが、良いアクセントになっていました。

妻は季節のフルーツを使ったミルフィーユを選んでいましたが、こちらもパイ生地の香ばしさとフルーツの鮮やかさが際立つ、見事な一皿でした。
旅の終わりに
ショップで並んで購入するのも醍醐味ですが、カフェで「巻き立て」の状態をじっくりと味わうのは、何よりの贅沢だと感じました。
美味しいスイーツと共に過ごす穏やかな時間は、日々の生活に心地よい活力を与えてくれます。三田の豊かな自然に囲まれたこの場所で、五感を使って楽しむことができた一日でした。


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